あるハンターの手記

ところで、『イラストレーション』という雑誌で有名イラストレーターさんが若い人に向けて「自分の絵を描く」と言っていました。
H.N.として絵を描くじゃなくて自分自身の絵を描く。学校の傾向に左右されることなく自分の絵を描く。それこそが大切だと言うことでした。
逆に『自分の絵』というものを描くのが難しいそうです。できるだけ絵を『自分の絵』に近づけることが高み目指す方法だそうです。
ここからは私の考えですが、人気絵師さんの絵って絵を見ただけで誰が描いたかすぐにわかる絵柄をしていることと、絵師さん自身が楽しんで絵を描いているという２点が共通しているのではないかと思います。
つまり、写実的に描ける、絵がうまく描けることがだけが人気になる秘訣ではない気がします。
写実的でなくても、デザイン的な線画やギャグ絵でも多くの人が見て「あ、あの人の絵だ！」と名前が瞬時に挙がるだけでかなりすごいことだと思います。
なので、必ずしも写実的な絵を描けないといけないということはないと思います。
『自分の絵』であればギャグ絵でもデザイン的な線画でもいいのではないでしょうか。自分に描ける絵こそが一番大切なのではないでしょうか。
また、別の本では楽しんで描いた絵のほうが人によく見てもらえて、あんまり気に入っていない絵はスルーされていたという話があります。
「この絵はダメだろうな…」と思いながら描くと不思議と人に見てもらえない。逆に自分が楽しみながら描いた絵は不思議と人に見てもらえる。
なので、ネットにアップしたり人に見せたりする絵は自分の画力に卑屈にならずに、楽しんで描いた者勝ちだと思います。
『自分の絵』とはどんな絵かとシリアスに考え込んだらかえって『自分の絵』が見えなくなってしまうので、考え込まないほうがいいと思います。
自分が一番楽しんで描いている絵柄、ジャンルがあればそれがきっと、あなたの『自分の絵』だと思います。
私の自身の主観からすると私の絵は、４コマやギャグ絵だと思います。ありがたいことに４コマが一番おもしろがっていただけているような気がするので。
もちろん４コマ以外にもイラストなども評価してくださる方々にも感謝しています。励みになっています、ありがとうございます。
長くなってしまいましたが、最後に別の本からの言葉を引用。「あなたが心休まるものの中にあなたの才能が眠っている」

突然偉そうに語り出して＆とりとめなくつぶやいてすみません(^_^;)

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